KOBEC | KOBE OCEAN-BOTTOM EXPLORATION CENTER | 神戸大学海洋底探査センター

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KOBECの紹介

設置の目的・趣旨

 平成19年に施行された海洋基本法を受け、翌年の海洋基本計画の下で、海洋資源の開発及び利用の推進、海洋環境の保全、海洋調査の推進、海洋産業の振興などの具体策が進められています。同時に経済界からも、海洋資源探査の技術開発とともに、海洋を舞台として活躍できる人材の育成の重要性が指摘されています。平成25年度には、海洋資源の開発や海洋教育の充実などの項目に重点が置かれた第2期海洋基本計画がまとめられ、翌年にはSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)10テーマのひとつに、「次世代海洋資源調査技術」(通称、「海のジパング計画」)が指定され、この中で大学・教育機関が担う役割として、人材育成とともに探査センターの設立が謳われています。平成27年7月20日海の日特別行事における、「海洋開発技術者の数を2030年までに5倍に引き上げる」との首相スピーチにも、海洋人材育成に関する国の強い意思が表れています。  神戸大学では、こうした流れを受けて平成25年度に、海洋立国を支える海技者養成教育の高度化と総合性を備えたグローバル海洋人材の養成を目指して海事科学部の改組(平成25年)を行うとともに、海洋研究開発機構(JAMSTEC)との包括連携協定を締結し、海洋関連教育研究の拠点形成を目指して共同研究を進めています。また、理学研究科では、平成27年度より、地球の中心から太陽系の果てまでの現象を連続的に取り扱う惑星学専攻を改組・設置し、その中で観測海洋底科学やマグマ研究の国際的拠点としての教育研究活動を展開しています。  平成27年4月からの本学の新体制では、先端研究・文理融合を骨子とした「武田ビジョン」のもとで種々の機能強化策を打ち出しています。国立大学改革強化促進事業として、既に具体的な取組みが行われている「科学技術イノベーション研究科」、「社会科学グローバルマスターコース」及び「国際人間科学部」の設立が本学の機能強化策の第一弾と位置づけられ、これに続く複数の機能強化策が検討されている段階です。以上のような学内外の動きを踏まえ、理学研究科、工学研究科及び海事科学研究科が中心となって分野融合型の新しい取組みについて検討した結果、世界をリードする海域先端研究をコアに、海底資源開発技術や特殊な探査技術を備えた高度専門職業人の養成を担うことを目的とした「海洋底探査センター」を設置することとしました。

設置の必要性

 国際都市に位置する神戸大学の特徴を強化する一策として、理学研究科で展開されてきた最先端研究分野(海洋底科学)を中心とし、海事科学研究科で培われてきた海洋人材育成に関する教育研究と、工学研究科をはじめとする学内の部局が有している資源や技術を凝集させることにより、海洋底探査にかかわる広い範囲の科学技術を機能的に融合した新たな教育研究拠点を構築する必要があります。複数の部局にまたがるため、全学共通教育研究組織として設置されました。

部門の概要

探査運用部門

 海事科学研究科附属練習船深江丸及び同研究科海技教育センターの協力を得て、海底カルデラ探査の運航計画を立案し、実行します。また、基礎的な観測手法(測深・地震波・磁力)を含む海洋底探査実習プログラムに関する教育研究を担当します。

構造探査部門

 マルチナロービーム等による海底地形・地下構造を探査する最先端技術の開発と応用、及びそれら関連機器の開発・新手法の開発など、構造探査に関する教育研究を担当します。

観測システム部門

 火山活動観測ネットワークの構築を目的として、各種観測・計測機器の敷設や連続測定等に伴う工学的課題に関する教育研究を担当します。

火山学部門

 海域を含む巨大カルデラにおける、マグマの発生と蓄積、噴火メカニズムの解明を進め、カルデラ火山活動の前兆から噴火に至るプロセスを包括的に理解します。また、火砕流や火山灰などの火砕物の移動様式を理解し、巨大カルデラ噴火のリスク評価を行います。

金属鉱床評価部門

 海底カルデラにおける熱水循環系およびそれに付随する金属鉱床の存在様式を包括的な海洋調査によって明らかにし、熱水鉱床形成のメカニズムを理解します。

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